ツブカワザンショウ Assiminea estuarina。転石や流木の下などに多い。螺溝が明瞭な「ヒメカワザンショウ」と呼ばれる型も見られたが、両者に遺伝的な差異は見られない。


ホソウミニナ Batillaria cumingi とウミニナB. multiformis。近縁の2種が混生している。


フトヘナタリ Cerithidea rhizophorarum。殻頂は欠けているが、縦肋ははっきりとしており、比較的若い個体が多いようだ。


ヘナタリ Cerithideopsilla cingulata。殻口の外唇下端が前方に張り出している。


シマドロソコエビ Grandidierella fasciata。同属のニッポンドロソコエビ G. japonica も同所的に見られた。


モズミヨコエビ Ampithoe valida。東京湾でもよく見かけるヨコエビ。オゴノリやアオノリ類の中にいた。


ヨコヤアナジャコ Upogebia yokoyai。普段は深い穴を掘って生活しているが、なぜか水底を歩いていた。


アベハゼと思われる種 Mugilogobius cf. abei。若魚であり、体後半の斑紋がはっきりしない。


※ (c) 東邦大学理学部東京湾生態系研究センター 出典を明記しない引用を禁じます。
写真の著作権は撮影者に帰属します。写真の無断使用を禁じます。