多数のカワザンショウ類 Assimineidae spp.。ムシヤドリカワザンショウ近似種 Assiminea sp.、クリイロカワザンショウ Angustassiminea castanea、 サツマクリイロカワザンショウ近似種 An. sp.、またここには写っていないがカワザンショウAs. japonica、ツブカワザンショウAs. estuarina も見られた。


ユビアカベンケイガニ Parasesarma acis。東京湾でも見られるクシテガニによく似ているが、より乾燥した場所に棲息する。またより小型で黄褐色を帯び、甲に眼窩に沿った窪みがない。


タケノコカワニナ Stenomelania rufescens。小河川の河口にあるクリークで多数が見られた。しかし、万之瀬川河口にはほとんどいなかった。


タケノコカワニナ Stenomelania rufescens の這行痕。密度が高い。


近くの公園のナゾの看板。字句通りに解釈すると、この公園は誰ひとり利用できない(「動物」は Opisthokonta 上界のうち菌類でないもの)。ヒト以外の動物では多分この意味を解することは無理だろうし。


※ (c) 東邦大学理学部東京湾生態系研究センター 出典を明記しない引用を禁じます。
写真の著作権は撮影者に帰属します。写真の無断使用を禁じます。