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オオウスイロヘソカドガイ
Paludinellassiminea tanegashiomae
(右2個体)とヘソカドガイ P. japonica
(左1個体)。飛沫帯の転石の下などに多いが砂が多い転石場では見かけず、隙間に落葉などがたまっているところに多い。 |
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ハマシイノミガイ Melampus nuxeastaneus
。オオウスイロヘソカドガイ同様、飛沫帯の転石の下などに多い。 |
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シマベッコウバイ Japeuthria
cingulata。関東地方にもいるイソニナJ. ferrea
に似ているが、縫合が浅く褐色の帯がある。 |
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“アカヘビガイ” Serpulorbis sp. 外套膜が名前の通り赤色を帯びる。よく似たオレンジヘビガイ S. daidai は殻があまり基質と密着せず、転石の側面や下面などに見られる。両種ともオオヘビガイ S. imbricatus より生息密度は低い。 |
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イバラカンザシの1種 Spirobranchus
sp.。拡大すると学名の通り鰓は螺旋状である。「イバラカンザシ」には複数種が含まれると考えられ、この属は20種以上が記載されているがまだ整理がついていない。 |
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ヒトエカンザシの1種 Serpula
sp.。錦江湾で見たものとは、蓋の形態が異なるため別種と思われる。 |
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ナンヨウミドリハゼ Eviota
prasina。九州の岩礁の潮間帯タイドプールでは数多く見られる種で、最近は東京湾の湾口部でも見られるようになったが、九州と異なりなぜか潮間帯ではあまり出現しない。 |
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ムラサキクルマナマコ Polycheira
rufescens。転石の下などに群れて棲む。性転換をすることが知られている。 |
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トゲアシガニ Percnon
planissimum。大きな転石の間などで見かける、非常に扁平で足が長いカニ。非常に素早い。 |
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ワカウツボ Gymnothorax
meleagris。恐らくまだ幼魚。脇にいるのはクロウニ
Stomopneustes variolaris。 |
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ハリセンボン Diodon holocanthus。フグの仲間だが、ハリセンボン科の種は無毒で、食用にされる。 |
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