フタツクラゲ科の1種 Dyphyidae gen. sp.。大きさは泳鐘が約1cm。すぐにどこかへと流れていってしまった。


シダレザクラクラゲ? Nanomia bijuga?。泳鐘が非常に細長く、さらに長い栄養部が垂れ下がっている。全体の長さは恐らく30cm以上だろう。


ナガヨウラククラゲ属?の1種 Nanomia? sp. 。長さ10cm程度。上のシダレザクラクラゲによく似ているが、栄養部の形態が異なる。


ヨウラククラゲ科の1種 Agalmidae gen. sp. 。大きさは5cmほど。妙に短い。ちぎれてしまったのだろうか。


チョウクラゲ Ocyropsis fusca。熱帯性の種で、南西諸島に多いとのこと。有櫛動物であるが一風変わった遊泳の仕方をする。


遊泳中のチョウクラゲ Ocyropsis fusca。もちろん櫛板を使った移動も行うのだが、本種の場合は袖状突起を翼状に羽ばたかせるように移動するため、遊泳速度は速い。


オビクラゲ Cestum amphitrites。長さ15cmほど。なかなか謎めいた姿の生き物だが、これも有櫛動物。


モモイロサルパの卵生個虫 Pegea confoederata?だろうか 。大きさ約7cm。ちょっと破損しているようで、"核"が失われているようである。これは刺胞動物でも有櫛動物でもなく、我々と同じ脊索動物。


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