東京港生物調査

2010年5月の東京港

2010.5.30


(写真:多留聖典)

 アカクラゲ。東京港では3月頃によく見られるが、今年は珍しく5月に入っても見られた。触手の刺胞毒が強いため、刺されないように注意が必要。


 3月にも紹介したトゲワレカラ。予想したとおり、岸壁一面がトゲワレカラである。屈伸運動というか、腹筋・背筋運動をするように体を揺らして、海中の珪藻類を摂食している。


(写真:多留聖典)



(写真:多留聖典)

 イッカククモガニの雌雄。上の大きい方が雄。周囲にも多数の個体が見られた。画面右下にも1個体が写っている。


 これも、3月に紹介したマヒトデ。こちらは若い個体で、右端の個体の輻長がおよそ1cm。多数の個体が加入しており、この画面上でも3個体が写っている。


(写真:多留聖典)

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