東京港生物調査

2011年3月のお台場海浜公園

2011.3.27


(写真:多留聖典)

 2011年3月の調査は、3月11日に起きた東北太平洋沖地震の影響で、お台場海浜公園のみでおこなった。汀線際には、下村博士のノーベル賞受賞で一躍有名になったオワンクラゲが漂っていた。


 砂底からは多数のホンビノスガイの大きな水管が覗いていた。相変わらず高密度で棲息していることが判る。


(写真:多留聖典)



(写真:多留聖典)

 海底には漂着海藻や枯葉などが目に付き、その中にはモズミヨコエビやクビナガワレカラなどが多く見られた。


 まだ3cmぐらいの、イシガレイの幼魚も多く見られた。この大きさで、しかも保護色であり、海底に紛れて非常に見つけにくい。


(写真:多留聖典)

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