行徳鳥獣保護区干潟生物観察調査会

このコンテンツは、市川市との共同事業により作成されております。

実施報告

 

2005年8月20日(土)に市川市との共催で、千葉県市川市の行徳鳥獣保護区において、干潟の生物の観察調査会を行いました。当日は晴天となり、猛暑の中30名を越える参加者の方々にお集まりいただき、さらに市川市や野鳥観察舎友の会、地元ケーブルテレビや当センターのスタッフを含めると40人を越え、大盛況になりました。

 行徳鳥獣保護区は1970年代初頭に人工的に作られた人工潟湖で、北側には宮内庁鴨場が、南側には新浜湖があります。新浜湖東部の千鳥水門が江戸川放水路河口部と接続し、三番瀬へと連絡しています。湖岸にはさまざまな環境をもつ干潟が形成され、多くの干潟生物を見ることができます。
 観察調査会の内容は、2カ所の環境の異なる干潟(鈴ガ浦、百合が浜)で、できるだけ多くの生物を見つけること、そしてどのような生物が干潟の水の中にいるのかを地引き網で捕まえて観察することの2つのテーマで行われました。

 

観察会は、これらの干潟生物の観察・採集を通して、東京湾の自然についてより親しみながら楽しく学ぶことを目的としています。また、今回の観察調査会の成果は、東京湾のよりよい海岸環境を取り戻し、干潟を身近な物として取り返すための学習プログラム作りに役立てられる予定です。

観察調査会の状況をお伝えします。

特記なき場合の撮影・作図者: 多留 聖典

画像を多用しているため、表示まで時間がかかる場合がありますが、ご了承下さい。

また、写真掲載に問題のある方がいらっしゃいましたら、ご一報下さい。

干潟生物調査編