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北海道南部の河口・海岸(1)
(2009年度プランクトン・ベントス学会年会 in 函館)

2009.10.17

 


(写真:多留聖典)

 2009年10月16〜18日、函館の北海道大学水産学部において、日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会が開催された(その前週の魚類学会にも参加したのだが、諸般の事情で報告どころではなかったので割愛)。
 そもそも私自身はベントス学会や日本プランクトン学会の会員ではないのだが、最近はベントスとの縁がなぜか深まっており(逆に魚が疎遠)、共著での発表や懇親会などでの情報収集のためにもここ数年は参加している。写真は私もデータで少し関与した東北大・鈴木孝男氏の発表。


 学会本体の話は要旨集やあとで発表される論文を読めばいいことなので(と去年も書いたが)、紹介は省略。学会期間中にキャンパスの周辺を散策していても、いろいろな生物が見られた。当然ながら、関東地方ではほぼ見られないものがふつうに出現するのでだいぶ新鮮な気分になる。


(写真:多留聖典)



(写真:多留聖典)

 会場から南へ歩くこと約5分で、港がみえた。足下には投棄されたゴミに混ざって、何種かの陸貝が見られた。残念ながら、海産の種については観察できそうな場所がないため、確認できなかった。あとで知人に「函館に行ったんだったら「キタクリイロカワザンショウ」(実態はいわゆるサツマクリイロカワザンショウ類似種群の1種らしい)がいたはずなのに」と聞かされたことが心残りである。

※ (c) 東邦大学理学部東京湾生態系研究センター 出典を明記しない引用を禁じます。
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