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鹿児島探訪(1)
(第20回魚類生態研究会)

2009.2.16

 


(写真:多留聖典)

 2009年2月14・15日、鹿児島大学で第20回 魚類生態研究会が開催された。もともと専門が魚類の行動生態であった私としては、なるべく参加するようにしている(歴代の発表タイトルは長崎大学水産学部の進化行動生態学研究室のサイトに掲示されているので、興味のある方はどうぞ)。
 終了後にかごしま水族館を訪ね、ひととおり展示を見学した後、何カ所か鹿児島の海を訪れることにした。写真はかごしま水族館の展示。


 まず翌日、桜島の周辺の海に潜ってみた。北風が強く少し波が高かったが、島影になる南側の古里で海に潜ると、そこにはアマモ場が広がり、コブヒトデモドキやウミナメクジの姿があった。そしてすぐに深い海へと落ち込んでいた(最終的には約46mまで潜水している)。ナガシメベニハゼ、ネジリンボウ近似種、クロユリハゼ属の未記載種など、多くのハゼ類が観察できた。


(写真:多留聖典)



(写真:多留聖典)

 次に、少し場所を移して桜島港の南側にある溶岩なぎさ遊歩道から海に入った。エントリーするとまずはサンゴイソギンチャクやニッポンウミシダが見られ、あちこちに巨大なコノハミドリガイが這っていた。数m潜ると、造礁サンゴに混ざってカンザシゴカイ類やケヤリなども多く、その間にはキンホシイソハゼが見られた。また、浅場であるにもかかわらずアカオビハナダイが群れており、錦江湾の特異性が感じられた。
 ダイビング後に、近くの桜島マグマ温泉で体を温めることができた。ご案内いただいた「ダイビングサービス 海案内」の方々に感謝申し上げる。

※ (c) 東邦大学理学部東京湾生態系研究センター 出典を明記しない引用を禁じます。
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