宮崎探訪(3) 2010.2.9 |
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次に訪れたのは、延岡市の北部に位置する熊野江川河口である。ここは、2007年に記載されたクマノエミオスジガニのタイプ産地である。残念なことに、建築廃材などの産業廃棄物が目に付く。しかも冬はカニ類はあまり活動していないので、観察には適さない。それでもとりあえず、どんな生物がいるかを調べてみた。 |
広大なヨシ原にはフトヘナタリがいるのが見えた。そして定番のカワザンショウ類もあちこちに目に付いた。カワザンショウガイ、ツブカワザンショウ、クリイロカワザンショウといった構成である。 |
クリークの中にはカノコガイ?、ハザクラ、ユビナガホンヤドカリが見られた。残念ながらクマノエミオスジガニ(どころか、カニ類)は全く発見できなかった。スコップでヨシ原を掘り返せば見つかるのだろうが。クリークの底に何かいないかと、100円ショップで購入した裏ごしを入れて篩ったところ、微小な二枚貝が多数メッシュに残った。東京湾でもときどき見られるガタヅキの1種であった。 |
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※ (c)
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