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          宮崎探訪(4) 2010.2.9  | 
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          満潮になると干潟の探索は困難なので、岩礁域の観察に切り替えることにした。今度はやや南下して、延岡市の南隣の門川町にある庵川海岸に向かった。ここは大きなタイドプールがあり、磯観察がしやすい。タイドプールに入ると、岸よりの浅場ではグビジンイソギンチャク、ハナビラダカラ、コノハミドリガイ、イバラカンザシの1種、ツマジロナガウニ、シマギンポなどが見られた。  | 
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          このタイドプールは最深部で5m以上ある。深場に向かうと、ミナミハタンポやサツキハゼが群れで泳いでいた。礫混じりの海底には、ニチリンイソギンチャク、マナマコ、ニセクロナマコなどが確認された。  | 
      
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          オーバーハングした岩陰にはケヤリ類が鰓冠を開き、その奥にはヤイトサラサエビやノコギリヨウジの姿もあった。ノコギリヨウジはなかなか姿を見せてくれず、すぐに岩陰に隠れてしまう。スノーケリングでは全身を確認するだけでも一苦労であった。  | 
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          ※ (c)
         東邦大学理学部東京湾生態系研究センター 出典を明記しない引用を禁じます。  | 
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