行徳鳥獣保護区干潟生物観察調査会

地引き網調査


(撮影:風呂田利夫)

 干潟生物の観察調査の次は、地引き網による魚類の観察です。百合が浜のさらに北側に、あらかじめ地引き網を仕掛けておきました。両端の引き縄を参加者の方々に持ってもらい、引き上げ開始です。


 地引き網は、底が浮き上がらないように注意しながら、ゆっくりと引き上げました。大人も子供も、次第に上がってくる網の中身が気になるようでした。


 網が上がってきました。大きなバットの上に、網を広げて採集された生物を広げます。果たして、何がどれくらい入っているのか、期待と不安の入り交じる一瞬です。


 バットの上に生物が広げられると、子供たちがあっという間に周りを取り囲みました。解説する人間もなかなか近づけない有様。これだけ生物に興味を持ってもらえたのだなあと思うと、実に感慨深いものがありました。

 干潟生物調査編

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